ぜんぶの星に花が咲く
その人が大切であるほど、難しい。「大切な人を思う言葉」5つです。
第2回目、本から言の葉落とし。
ぜんぶの星に花が咲く/きみがおれを飼い慣らしたら/あなたは、あなたでしかない/
一人で輝ける人だけが/また会えるってことなんだ
(写真撮影=id:saho417/PN:春)
1 ぜんぶの星に花が咲く
続きを読むどこかの星に咲いている花が好きになったら、夜の空を見ることが嬉しくなる。ぜんぶの星に花が咲く
全身ずぶぬれになれば
じっくり考えず、勇気や度胸で挑むことも大切。「勇気が出る言葉」を集めました、第1回目、本から言の葉落としです。
全身ずぶぬれになれば
水にぬれなければ
泳ぎはできない
全身ずぶぬれになれば
度胸がすわる
- 作者: 相田みつを
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2009/07/25
- メディア: 文庫
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(写真=春)
続きを読むいま、島で
超新星はいつまでも色褪せない。
感銘読録、第2回目は『兎の眼』『太陽の子』の灰谷さんによるエッセイです。
いま、島で
エッセイという分野は、日常の細かいことを綴るので、その作家の「生きている」姿が眼前にまざまざと現れてくる。私はそれが楽しみでエッセイを読むが、やはり文章なので、テレビの生中継のようにはいかない。
超新星みたいに、すごく美しくこちらには感動・感銘が与えられるんだけれど、……実際にはその超新星はもう遥か昔に死んでる星。文章は特に、それが書かれて、新しいうちに読める場合って殆どないだろう。灰谷さんは、人生の中で本当に試行錯誤しているのがわかる。日々考え続け、成長し続けた人だから、このエッセイはいつまでも古くない。
(感想文=2011年3月 読書メーター投稿、id:saho417/PN:春)
(文中写真撮影=春)
続きを読む空が青いから白をえらんだのです
作者は「受刑者」です。少年刑務所の中からの詩集。
感銘読録、第1回目は私が高1の時に書いた読書感想文です。
空が青いから白をえらんだのです
受刑者らが書いた詩
詩集を読んで、読書感想文を書く。多少ためらいはあったが、どうしてもこの本に対する感想を紡ぎたかった。今夏読んだ本十七冊の中で、一番私の心をかき乱したのである。
手に取ったきっかけは書名だった。『空が青いから白をえらんだのです 奈良少年刑務所詩集』。その副題どおり、詩を書いたのはすべて受刑者なのだ。罪の内容も、軽いものだけでなく強盗・殺人・レイプなど重罪もあり、知るのがこわい世界ではある。それでも、少年少女ということで、歳近い彼らの胸の内を見てみたいと本を開いた。
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